2006 |
03,08 |
そう、それは思いのほか、御殿場にめっちゃ早く着いてしまったことから始まった。
「まだまだ時間、1時間くらいあるじゃろけーーー!!!」
どーすんだ、オレ!!
(ライフカードのオダギリジョー風に)
と、自分に突っ込みを入れ、とりあえず、駅前をふらふら。
キオスクでピンとか買ったり。
意外と田舎やなぁ~なんて。考えているのも束の間!!
変な店を見つけました。
…誰かの事務所?
なんかー・・・やっぱ写真がいっぱいだぞ?
ていうか。タダモノならぬ雰囲気だ…。明らかに浮いている…。
「カレーと珈琲と写真の店。」
…やっぱ変!!
中ちょっと見てみよう…
誰もいねぇーーーーーー!!入りずれぇーーーーー!!!
しかーし。うちに入れと言ってるかのような?
リアルに時間を潰す必要を迫られているワタクシ。
そして何よりもそのシチュエーション故、
なんだか御伽の国に入るかのような感覚に襲われだしたワタクシ。
えぇい!入るぞ!
アリスインザワンダーランド。
一歩入ってみて。まず写真が目についてついて。
ここはー…喫茶店なんでしょうか?状態でやんした。
とりあえず、カフェオレを注文。ゆっくり写真撮影なぞしたりしてみて。
黒澤明監督、原田真人監督、小沢征爾、そして岡本太郎。
いろんな著名人の写真ばっかりじゃぁナイですか。
ひょっとしてすごいところに着ちゃった?そんな発見に感動。
カフェオレもなんだか。本格的だ・・・。うーん。良い雰囲気!
そんなことしてたら、奥のほうから
「若者は~馬鹿者だ~」
っていう変な会話が聞こえてきた。
そして、おじ様といった雰囲気の50-60才くらいの男性が姿を現した。
若者は~ホントに馬鹿もんだ。まったく~・・・
・・・って、へ?なんか突っ込まれそうな予感だ。
なぜならば客はワタシしか居ない!
「おっと、こちらにも若者が居ますね。お嬢さん。」
キターーーーーーーーーーーー!!!!
ワタシに話しかけたそのお方は、まるで仙人のような身なり。
見たまんまの芸術家でした。
それがこのお店のご主人であります、谷川俊一さんなのでありました。
その言葉を皮切りに、色んな話をしました。…というか、聞きました。
あたしはただ、話を聞きながらふんふん頷いていただけかもしれないけれどとっても哲学的で、
ワタシにとってはそれが大変珍しい出来事だったのでここに書いてみます。
① 芸術と科学の対比。
芸術では…
どちらかと言えば太陽や星といったスケールの大きいものを議題にする。
形式は基本的に自由。
世界共通。
お金にならない。
故に、芸術家はそれぞれにプライドがある。
個人主義に走りやすい。
科学では…
どちらかと言えば原子や分子といった小さい規模で厳密。
宗教や思想に左右されやすい(ガリレオが良い例になっている)。
お金になる。というかなりやすい。
プライドはあるが、芸術家ほどでない。
このような違いが生じるが総じて言えることは。
「芸術は世界を豊かにし、科学は世界を救う。
どちらが欠けても、世界は成り立たない。」
例えば、世の中みんな芸術家ばかりだったとしよう。。。
でも怪我をする人は大勢いる。そんな人たちを目の前にして
「この血の出方は美しい!!」
とか言ってるんじゃ。その人は死んでしまうわなぁー。
そこで出てくるのが科学のチカラ。いわば科学は救世主なのだ。
でも、芸術が無い世界なんてつまらないだろう。それも想像がつく。
科学と芸術。
物質と精神。
とも取れるかもしれない。
この世は今日もその均衡を保って成り立ってるのかもしれないなぁと思った。
② 日本人に生まれたことの素晴らしさ。
日本がこれほど良い国になったのは何故かって、
それは他でもない私たち日本人が世界一賢い人種だからなんだそうだ。
島国がこれだけ豊かな生活が出来るよになったのも、
その賢い遺伝子のおかげなのだ。と。
(ちなみに三島由紀夫はそのことに早々気付いていたんだよ!と言われたが全然意味分からんかった(^^:
今度本でも読んでみよかな。)
なのに、それに気付かないでのこのこ生活しているから、
「若者は馬鹿者だ。」と言いたかったらしい。
生活の質を考えたときに「衣・食・住」が出てくるが、
この小さい島国のなかに、「住」以外は世界一が詰っているのだそうだ。
確かに、
衣=着物。
食=和食。(輸入で今は何でも食べれるが)
「住」にしてみても、
面積は狭いから、どうしても、優雅さが出ないのは致しかたないが
高さだけを競うような海外みたいな傲慢さが無くて
生活しやすさを第一に考えると言う点では
日本の建築家具は世界でもトップ(らしい。)
こんだけ、小さな島国なのに。
日本人に生まれて、良かったって思うでしょ?
(ちなみに「らしい」っていうのを多用するのもですな。
ワタシ、最初に「この世界って素晴らしいと思うかい?」と聞かれ。
げに、この世は素晴らしいかと問われても、
こんだけ広い世界なんて想像もつかないぜー!とは思うんですよね(^^:。)
でもまー少なくとも日本良い国だ。とはあたしも思う。
そこで考えたのが、日本人は
「生活のしやすさ」を第一に考えてきた人種なんじゃないかな。ということだ。
変な見栄なんかよりも、身内の保護に周るというか。
自己防衛のためでもあるんだろうけどそれって。
生活のしやすさを追求すること=賢さ
であるならば、変なプライドを持たないで
自然に、生きやすいように生きて行きたいと思った。
③社会と個人
若いときはとかく他人の目を気にするきらいがあるけれど、
他人の目よりも、自分がどう考えるかが大事なんだよ。
社会なんて、錯覚に過ぎないのだから。と。
大人になれば、それが錯覚だと気付くから焦ること無いよ。と。
あぁー、これって。まさに考えてたことだ!
考えてることと見事にリンクしてたからビックリした。
もはや、これは言い訳なんかじゃないって。
誰かに認めてもらえた気がしてうれしかった。
・・・あー。細かいこと書くとまだまだ挙げられるけれど
書くのつかれたのでこの辺にしますw
こんな、レアな体験めったにないなぁ。
いろんなこと語ってくれて有り難う。谷川さん!
ていうか、名前控えておいて、それがヤフーに結構何件も引っかかったことにビックリ。
最後に、「人の写真がいっぱいありますけど、どうして人の写真ばかり撮るのですか?」
と言う質問に
「やっぱり面白いからだねぇ~。それに、不思議でもある。
僕にとっては、人間が一番身近であり、一番分からないものなんだ。
だから撮りたくなるんだろうね」
という写真のポリシーをお聞きしました。実に、感慨深い。
やっぱりでも雰囲気というか、オーラというかが凄かったなぁ。
また遊びに行けたら行きたいもんだなぁ。
「まだまだ時間、1時間くらいあるじゃろけーーー!!!」
どーすんだ、オレ!!
(ライフカードのオダギリジョー風に)
と、自分に突っ込みを入れ、とりあえず、駅前をふらふら。
キオスクでピンとか買ったり。
意外と田舎やなぁ~なんて。考えているのも束の間!!
変な店を見つけました。
…誰かの事務所?
なんかー・・・やっぱ写真がいっぱいだぞ?
ていうか。タダモノならぬ雰囲気だ…。明らかに浮いている…。
「カレーと珈琲と写真の店。」
…やっぱ変!!
中ちょっと見てみよう…
誰もいねぇーーーーーー!!入りずれぇーーーーー!!!
しかーし。うちに入れと言ってるかのような?
リアルに時間を潰す必要を迫られているワタクシ。
そして何よりもそのシチュエーション故、
なんだか御伽の国に入るかのような感覚に襲われだしたワタクシ。
えぇい!入るぞ!
アリスインザワンダーランド。
一歩入ってみて。まず写真が目についてついて。
ここはー…喫茶店なんでしょうか?状態でやんした。
とりあえず、カフェオレを注文。ゆっくり写真撮影なぞしたりしてみて。
黒澤明監督、原田真人監督、小沢征爾、そして岡本太郎。
いろんな著名人の写真ばっかりじゃぁナイですか。
ひょっとしてすごいところに着ちゃった?そんな発見に感動。
カフェオレもなんだか。本格的だ・・・。うーん。良い雰囲気!
そんなことしてたら、奥のほうから
「若者は~馬鹿者だ~」
っていう変な会話が聞こえてきた。
そして、おじ様といった雰囲気の50-60才くらいの男性が姿を現した。
若者は~ホントに馬鹿もんだ。まったく~・・・
・・・って、へ?なんか突っ込まれそうな予感だ。
なぜならば客はワタシしか居ない!
「おっと、こちらにも若者が居ますね。お嬢さん。」
キターーーーーーーーーーーー!!!!
ワタシに話しかけたそのお方は、まるで仙人のような身なり。
見たまんまの芸術家でした。
それがこのお店のご主人であります、谷川俊一さんなのでありました。
その言葉を皮切りに、色んな話をしました。…というか、聞きました。
あたしはただ、話を聞きながらふんふん頷いていただけかもしれないけれどとっても哲学的で、
ワタシにとってはそれが大変珍しい出来事だったのでここに書いてみます。
① 芸術と科学の対比。
芸術では…
どちらかと言えば太陽や星といったスケールの大きいものを議題にする。
形式は基本的に自由。
世界共通。
お金にならない。
故に、芸術家はそれぞれにプライドがある。
個人主義に走りやすい。
科学では…
どちらかと言えば原子や分子といった小さい規模で厳密。
宗教や思想に左右されやすい(ガリレオが良い例になっている)。
お金になる。というかなりやすい。
プライドはあるが、芸術家ほどでない。
このような違いが生じるが総じて言えることは。
「芸術は世界を豊かにし、科学は世界を救う。
どちらが欠けても、世界は成り立たない。」
例えば、世の中みんな芸術家ばかりだったとしよう。。。
でも怪我をする人は大勢いる。そんな人たちを目の前にして
「この血の出方は美しい!!」
とか言ってるんじゃ。その人は死んでしまうわなぁー。
そこで出てくるのが科学のチカラ。いわば科学は救世主なのだ。
でも、芸術が無い世界なんてつまらないだろう。それも想像がつく。
科学と芸術。
物質と精神。
とも取れるかもしれない。
この世は今日もその均衡を保って成り立ってるのかもしれないなぁと思った。
② 日本人に生まれたことの素晴らしさ。
日本がこれほど良い国になったのは何故かって、
それは他でもない私たち日本人が世界一賢い人種だからなんだそうだ。
島国がこれだけ豊かな生活が出来るよになったのも、
その賢い遺伝子のおかげなのだ。と。
(ちなみに三島由紀夫はそのことに早々気付いていたんだよ!と言われたが全然意味分からんかった(^^:
今度本でも読んでみよかな。)
なのに、それに気付かないでのこのこ生活しているから、
「若者は馬鹿者だ。」と言いたかったらしい。
生活の質を考えたときに「衣・食・住」が出てくるが、
この小さい島国のなかに、「住」以外は世界一が詰っているのだそうだ。
確かに、
衣=着物。
食=和食。(輸入で今は何でも食べれるが)
「住」にしてみても、
面積は狭いから、どうしても、優雅さが出ないのは致しかたないが
高さだけを競うような海外みたいな傲慢さが無くて
生活しやすさを第一に考えると言う点では
日本の建築家具は世界でもトップ(らしい。)
こんだけ、小さな島国なのに。
日本人に生まれて、良かったって思うでしょ?
(ちなみに「らしい」っていうのを多用するのもですな。
ワタシ、最初に「この世界って素晴らしいと思うかい?」と聞かれ。
げに、この世は素晴らしいかと問われても、
こんだけ広い世界なんて想像もつかないぜー!とは思うんですよね(^^:。)
でもまー少なくとも日本良い国だ。とはあたしも思う。
そこで考えたのが、日本人は
「生活のしやすさ」を第一に考えてきた人種なんじゃないかな。ということだ。
変な見栄なんかよりも、身内の保護に周るというか。
自己防衛のためでもあるんだろうけどそれって。
生活のしやすさを追求すること=賢さ
であるならば、変なプライドを持たないで
自然に、生きやすいように生きて行きたいと思った。
③社会と個人
若いときはとかく他人の目を気にするきらいがあるけれど、
他人の目よりも、自分がどう考えるかが大事なんだよ。
社会なんて、錯覚に過ぎないのだから。と。
大人になれば、それが錯覚だと気付くから焦ること無いよ。と。
あぁー、これって。まさに考えてたことだ!
考えてることと見事にリンクしてたからビックリした。
もはや、これは言い訳なんかじゃないって。
誰かに認めてもらえた気がしてうれしかった。
・・・あー。細かいこと書くとまだまだ挙げられるけれど
書くのつかれたのでこの辺にしますw
こんな、レアな体験めったにないなぁ。
いろんなこと語ってくれて有り難う。谷川さん!
ていうか、名前控えておいて、それがヤフーに結構何件も引っかかったことにビックリ。
最後に、「人の写真がいっぱいありますけど、どうして人の写真ばかり撮るのですか?」
と言う質問に
「やっぱり面白いからだねぇ~。それに、不思議でもある。
僕にとっては、人間が一番身近であり、一番分からないものなんだ。
だから撮りたくなるんだろうね」
という写真のポリシーをお聞きしました。実に、感慨深い。
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プロフィール
HN:
テラ
年齢:
39
生年月日:
1984年07月27日
MAIL:
性別:
女性
誕生日:
1984/
07/
27
職業:
学生
趣味:
音楽鑑賞。映画鑑賞。
自己紹介:
長野にある大学で化学を専攻してます。
実験に熱意を注ぐ日々です。
副業のバイトでは中学生に数学を教えたり、ファーストフードでスマイルも売る日々。
座右の銘は「清く正しく美しく。」
実験に熱意を注ぐ日々です。
副業のバイトでは中学生に数学を教えたり、ファーストフードでスマイルも売る日々。
座右の銘は「清く正しく美しく。」
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